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Complex
第3章 変化
友香の承諾を得ることもなく、食事を終えると綾瀬は当たり前のようにホテルに車を入れた。
どうしよう。
そう思うのとは裏腹に、下腹部の奥のほうがキュッと縮こまる。
「行こう?」
エンジンを切り、囁く綾瀬の顔を見られない。
前回は。
勢いで、考える間もないまま流れに乗ってしまった。
けれども、これから起こることを期待しているのか、心臓がバクバクと波打つ。
ん?と友香を見る綾瀬と視線がぶつかる。
だめだ。
逃げられない。
部屋に入ると、友香を二人がけの安いソファーに座らせて綾瀬はバスルームへ消えた。
浴槽に湯を張っている音が聞こえる。
「今日は、一緒にお風呂入ろう」
「でも…」
必死に断るけれども、今日の綾瀬は引く様子がない。
結局、観念して友香が先に入り、浴槽に浸かったら綾瀬が入るとの綾瀬の言葉に友香は折れた。
どうしよう。
そう思うのとは裏腹に、下腹部の奥のほうがキュッと縮こまる。
「行こう?」
エンジンを切り、囁く綾瀬の顔を見られない。
前回は。
勢いで、考える間もないまま流れに乗ってしまった。
けれども、これから起こることを期待しているのか、心臓がバクバクと波打つ。
ん?と友香を見る綾瀬と視線がぶつかる。
だめだ。
逃げられない。
部屋に入ると、友香を二人がけの安いソファーに座らせて綾瀬はバスルームへ消えた。
浴槽に湯を張っている音が聞こえる。
「今日は、一緒にお風呂入ろう」
「でも…」
必死に断るけれども、今日の綾瀬は引く様子がない。
結局、観念して友香が先に入り、浴槽に浸かったら綾瀬が入るとの綾瀬の言葉に友香は折れた。