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第3章 変化
朝自宅にたどり着くと、友香は全てを忘れたくて睡眠を貪った。

気がつくと、外はうっすらと夜の気配を感じさせている。

さすがに夕方まで寝るとは思っていなかった。
頭はなんだか重く、体は思うように言うことをきかない。
何もしていないと、昨夜のことを思い出してしまう。
圭太には申し訳ないけれど、後悔の念に取り込まれてしまう。

熱いシャワーを頭から浴びる。

昨夜勢いでカロリーの高い、昔と同じような食事をしてしまった。
今日は野菜だけにしよう。
ああ、シャワーを浴びたら、少し外を走ろう。
その後はストレッチをして。
お風呂も入ろう。

考えまいと違うことを考えても、結局はため息の繰り返しだ。

若い頃は。
誰にでもついていったけれど、それは友香が一人だったからだ。
恋人も、心に思う人もいない時、少しでも心踊れば足を開いていた。
けれども一度彼氏や気になる人ができると、どんだけ魅力がある人に誘われても、心に誰かがいる限りは決して夜を共にすることはなかった。

なのに、昨夜は綾瀬の顔を思い出しながら、それでも圭太を受け入れていた。

私、最低だ。
圭太に対しても、綾瀬を想う自分に対しても。
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