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けいやく
第7章 違和感。
人の 起き上がる気配がする。
「もう 行くのか」
『ええ、私は 充分堪能できたから、、、
知絵さんは 達したけど まだでしょうから お先に失礼するわ』
何も 躰に纏わず、幸さんは 歩きだす。
歩を進めるたびに、白濁した 液体が 太腿を 伝い落ちる。
その光景を ぼんやり眺めながら。
達したばかりの 倦怠感、
その奥は 熱を飫肥(おび) 放出を 望んでいる。
幸さんが 立ち去った。
「では もう少し 愉しみましょうか」
そう言い終わらぬ間に 核に 杭が 埋め込まれた。