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初音さんの二十日間
第2章 14年後のマシュマロちゃん

「中学生の瑞々しさはなくなった、アラサーに向かってなに言っちゃってんの」
「え、でもホント変わんない。でっかい目とか髪型とかさ」
「ちょっと待て。中学生ん時のバーバー田端で切ってもらったおかっぱと、表参道のサロンでカットしたショートボブを一緒にすんな」
「表参道とか、かっけー!」
なんだろうこのノリ。
弟がいたらこんな感じなんだろか。
「合格したら東京生活でしょ?表参道でもギロッポンでも行き放題だからね」
「わー!俺、渋谷で服買いてぇー!そんで西麻布とかで飲んでみてぇー!」
西麻布とか100年早いわ!
私だって恐れ多くて踏みいったことがない!
「渋谷でも麻布でもいいけどさ、ちゃんと勉強してよね。受からないと始まんないんだし」
「ですよね」
テヘペロ顔が可愛い。
なんか腹立つぐらい揃ってんな、この子。
「で、どこ受けるの?」
「あー、早慶大っす」
はああ?
あの有名難関大学かい!?
この出来杉くんめ!
あまりの完璧感にどっと疲れが出てしまった。
「お風呂とトイレは廊下の左手。で、キミの部屋は右手のドアね」
「ラジャー」
「わたしの寝室は立入禁止だからよろしく」
立ち上がった柊二くんは深々と頭を下げ
「了解です!二十日間、お世話になります!」
こうして私と再従兄弟とのヘンテコリンな同居生活が始まった。
「え、でもホント変わんない。でっかい目とか髪型とかさ」
「ちょっと待て。中学生ん時のバーバー田端で切ってもらったおかっぱと、表参道のサロンでカットしたショートボブを一緒にすんな」
「表参道とか、かっけー!」
なんだろうこのノリ。
弟がいたらこんな感じなんだろか。
「合格したら東京生活でしょ?表参道でもギロッポンでも行き放題だからね」
「わー!俺、渋谷で服買いてぇー!そんで西麻布とかで飲んでみてぇー!」
西麻布とか100年早いわ!
私だって恐れ多くて踏みいったことがない!
「渋谷でも麻布でもいいけどさ、ちゃんと勉強してよね。受からないと始まんないんだし」
「ですよね」
テヘペロ顔が可愛い。
なんか腹立つぐらい揃ってんな、この子。
「で、どこ受けるの?」
「あー、早慶大っす」
はああ?
あの有名難関大学かい!?
この出来杉くんめ!
あまりの完璧感にどっと疲れが出てしまった。
「お風呂とトイレは廊下の左手。で、キミの部屋は右手のドアね」
「ラジャー」
「わたしの寝室は立入禁止だからよろしく」
立ち上がった柊二くんは深々と頭を下げ
「了解です!二十日間、お世話になります!」
こうして私と再従兄弟とのヘンテコリンな同居生活が始まった。

