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あなた~you~
第6章 and・・・last 1
「山田先輩だって・・・知ってるじゃないですか」
「ああ。俺?俺はあいつと中学から一緒だもん」
「え!」
「そう。ずっと一緒なの」
へぇ・・・意外。
「で?どんな言い争い?」
山田先輩は本当に楽しそうに頬杖をついて聞きだそうとした。
「キスしたいと言ったんです」
「へぇ。岡部がねぇ」
「私が・・・です」
「乃恵ちゃんが!」
そんなに驚かなくても。
「それで?」
「まぁ色々です」
「ふ~ん。で?キスはしたの?」
「してない・・・です」
山田先輩のニヤニヤがさらに深くなって。
「なるほどねぇ~」
「何がですか?」
「だから、ここ数日、岡部の機嫌がすこぶる悪いんだ」
「・・・・」
山田先輩は凄く楽しそうだ。
「乃恵ちゃんここにいて。今岡部を呼んできてやるよ」
「え!良いです!」
「こーゆーのはね早く仲直りしないと段々難しくなるよ?」
「・・・はい」
山田先輩の言うとおりだ。
「岡部も・・・乃恵ちゃんも。一生懸命、成長過程だな」
そう言って、私の頭をポンと軽く叩いて
ここにいろよ。ともう一度念を押して空いているカフェを走って出て行った。
「ああ。俺?俺はあいつと中学から一緒だもん」
「え!」
「そう。ずっと一緒なの」
へぇ・・・意外。
「で?どんな言い争い?」
山田先輩は本当に楽しそうに頬杖をついて聞きだそうとした。
「キスしたいと言ったんです」
「へぇ。岡部がねぇ」
「私が・・・です」
「乃恵ちゃんが!」
そんなに驚かなくても。
「それで?」
「まぁ色々です」
「ふ~ん。で?キスはしたの?」
「してない・・・です」
山田先輩のニヤニヤがさらに深くなって。
「なるほどねぇ~」
「何がですか?」
「だから、ここ数日、岡部の機嫌がすこぶる悪いんだ」
「・・・・」
山田先輩は凄く楽しそうだ。
「乃恵ちゃんここにいて。今岡部を呼んできてやるよ」
「え!良いです!」
「こーゆーのはね早く仲直りしないと段々難しくなるよ?」
「・・・はい」
山田先輩の言うとおりだ。
「岡部も・・・乃恵ちゃんも。一生懸命、成長過程だな」
そう言って、私の頭をポンと軽く叩いて
ここにいろよ。ともう一度念を押して空いているカフェを走って出て行った。