この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなた~you~
第6章 and・・・last 1
「山田先輩だって・・・知ってるじゃないですか」
「ああ。俺?俺はあいつと中学から一緒だもん」

「え!」
「そう。ずっと一緒なの」

へぇ・・・意外。

「で?どんな言い争い?」
山田先輩は本当に楽しそうに頬杖をついて聞きだそうとした。

「キスしたいと言ったんです」
「へぇ。岡部がねぇ」
「私が・・・です」
「乃恵ちゃんが!」

そんなに驚かなくても。

「それで?」
「まぁ色々です」
「ふ~ん。で?キスはしたの?」
「してない・・・です」

山田先輩のニヤニヤがさらに深くなって。

「なるほどねぇ~」
「何がですか?」

「だから、ここ数日、岡部の機嫌がすこぶる悪いんだ」
「・・・・」

山田先輩は凄く楽しそうだ。

「乃恵ちゃんここにいて。今岡部を呼んできてやるよ」
「え!良いです!」
「こーゆーのはね早く仲直りしないと段々難しくなるよ?」
「・・・はい」

山田先輩の言うとおりだ。

「岡部も・・・乃恵ちゃんも。一生懸命、成長過程だな」

そう言って、私の頭をポンと軽く叩いて
ここにいろよ。ともう一度念を押して空いているカフェを走って出て行った。
/45ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ