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逆襲のフィメス
第10章 果てさせられて
(俺……を?)
戸惑うログスの手枷を柱から外し、キーラがその耳元で小声でささやいた。
「余計な事を言わずに最後までしてあげなさい……一言でも喋ったら可愛い奥さんごとブチ殺すわよ」
笑顔でログスの承諾を待つキーラ。
(こいつ……何を考えてやがる)
得体の知れない女だ。だが、脅されては是非もない。それに、柱にくくりつけられているよりはチャンスがありそうだ。黙ってログスは頷いた。
その途端キーラに突き飛ばされ、枷のせいで自由の効かない手足のまま、よろよろとサヤの寝る寝台へと歩み寄る。
(サヤ……)
目の前に、間近に横たわる妻。二人の愛の誓いであった刺青のワニオイドリは冠の部分の恥毛をきれいに剃り落されてしまっていた。
その嘴が涎を垂らすかのような蜜濁に濡れ、淫らに光っている。
慰めの言葉をかけてやりたい。だが、仮に口をきけたとしてもそれが何になろうか。
戸惑うログスの手枷を柱から外し、キーラがその耳元で小声でささやいた。
「余計な事を言わずに最後までしてあげなさい……一言でも喋ったら可愛い奥さんごとブチ殺すわよ」
笑顔でログスの承諾を待つキーラ。
(こいつ……何を考えてやがる)
得体の知れない女だ。だが、脅されては是非もない。それに、柱にくくりつけられているよりはチャンスがありそうだ。黙ってログスは頷いた。
その途端キーラに突き飛ばされ、枷のせいで自由の効かない手足のまま、よろよろとサヤの寝る寝台へと歩み寄る。
(サヤ……)
目の前に、間近に横たわる妻。二人の愛の誓いであった刺青のワニオイドリは冠の部分の恥毛をきれいに剃り落されてしまっていた。
その嘴が涎を垂らすかのような蜜濁に濡れ、淫らに光っている。
慰めの言葉をかけてやりたい。だが、仮に口をきけたとしてもそれが何になろうか。