この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆襲のフィメス
第10章 果てさせられて
(俺に出来る事は……)

 この身に替えてでも、サヤをこの地獄から救い出すことだ。そしてそれにはまだ機が整っていない。

 ラフィンはサヤの横でその裸の長身を無防備に晒して夢心地のようだが、ログスの背後からは油断なく監視するキーラの視線が飛んでいる。

(まだだ。まだ……必ずチャンスは訪れる……)

「あ……が、我慢できません……キ……キーラ様……あ、ああ……どうかサヤに早く……」

 うわずった声で、求め訴える我が妻。目隠しに覆われていてもわかる、上気し眉を切なげに寄せた発情顔。こんなサヤを見るのは初めてだった。

 自ら脚を大きく広げ、女の孔を指で開いて腰を震わせているのは誰だ。こんな痴態をとるような女ではなかった。

 貞淑で、欲深い所などなく、常に村の仲間のために懸命に働いていたサヤ。それをフィメスが変えてしまった。

(サヤ……くそっ……ああ、サヤ。愛している……)

 命じられたとはいえ、こうして抱くことで少しでもサヤに伝えたかった。

(俺は傍にいる……必ずお前を守る。だから……だから……)
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ