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第10章 果てさせられて

　ざぐぅっ……

「アッ……アアーッ！　ひぃぃぃいんっ……あっ……ああっ……犯されてっ……ああっ……私、また犯されてるっ！　イイッ……んんはぁっ……アンザロ様のチンポにえぐられて気持ちイイッ！」

「ウウッ……ウ、ウウウ……」

　ログスの頬に熱い涙が流れる。奴の名を呼ぶのをやめてくれ。俺だ。今、お前を抱いているのはお前の夫なのだ。そう言ってやりたかった。

「ウオオッ……ウウッ……ウウウウオッ！　オオオッ！」

　優しく抱き寄せるつもりが、力を加減することができなかった。手首で拘束された腕の中へと乱暴にサヤを抱き入れる。

　サヤの肉の中に埋まる部分に全体重を乗せて、圧し潰さんばかりに腰を打ちつける。何度も、何度も。

「ひぃああっ！　あはぁあっ！　アッ……アアッ……いいっ……んんん気持ちいいっ……中からぁっ……ああっ……痺れてっ……アンザロ様のお肉がぁっ……ああっ……アアンッ！　サヤをっ……サヤを夢中にさせるのはアンザロ様だけですっ！」

　あられもない悦びの声に、ラフィンもキーラも蔑みの笑みを満面に浮かべていた。