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逆襲のフィメス
第10章 果てさせられて
(サヤッ……ああ、サヤッ……)

 渾身の力で妻にうがつ己の肉の形。ログスは肉棒全てで愛しい女の温もりと濡れた狂瀾を確めることに専念する。

「アンザロ様っ……ああっ……アンザロ様っ……」

「そうよ、アンザロ! その調子でもっとサヤを感じさせなさい! サヤに愛して貰うのよ!」

 キーラの掛け声にサヤが反応した。

「ああっ……愛しています! アンザロ様っ……サヤは……ああっ……こんなに愛して下さるアンザロ様にっ……ああっ……あああ、最高の絶頂を……ああっ……も、もう……あっ……ああっ……お捧げ……い、いたしま……」

 サヤの腰が跳ねた。快楽の高みに上り詰め、頂点に達したのだ。その瞬間、キーラがログスの体を引いて、サヤから引き離した。

ラフィンもまたその刀でサヤの目隠しをスパリと切り落とす。

「え……」

 突然明るくなった視界に、呆然とするサヤ。しかしそれでも絶頂のプロセスは止まらない。
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