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逆襲のフィメス
第10章 果てさせられて
「ザマあないわね! 夫のモノを取り違えるなんて! 誰の事を愛してるだって! ハハハ! これが妻? 妻も妻なら夫も夫よね! でもこれが夫婦ってモンなんでしょ! アハハハハハハハハハ! おっかしい!」
「ムゴウオオオオッ!」
くぐもった唸りを発してログスが背後のキーラに襲い掛かろうとする。
「……馬鹿ねえ!」
キーラは慌てもせずに、あらかじめログスの手枷に通してあったロープを引いた。それは、柱についていた固定の鈎に引っかけられており、そこを支点としてピンと張り、ログスの腕をその背にねじり上げる。
「そらっ……もう一度おネンネなさい!」
蹴り飛ばされ、バランスを崩して再び寝台に体を投げ出すログス。サヤを突き飛ばしたラフィンが、その下に入り込んで受け止める。
「ああ……牡臭い……それにこのガッシリした筋肉……男ってのもこういう所は悪くねぇよな……」
「あら、ラフィン、それはあたしのカラダじゃ満足できないって意味?」
「ちっ……違うよ! キーラは特別……」
「ふぅん……その言葉、ホントだって証明してくれるかしら?」
「ムゴウオオオオッ!」
くぐもった唸りを発してログスが背後のキーラに襲い掛かろうとする。
「……馬鹿ねえ!」
キーラは慌てもせずに、あらかじめログスの手枷に通してあったロープを引いた。それは、柱についていた固定の鈎に引っかけられており、そこを支点としてピンと張り、ログスの腕をその背にねじり上げる。
「そらっ……もう一度おネンネなさい!」
蹴り飛ばされ、バランスを崩して再び寝台に体を投げ出すログス。サヤを突き飛ばしたラフィンが、その下に入り込んで受け止める。
「ああ……牡臭い……それにこのガッシリした筋肉……男ってのもこういう所は悪くねぇよな……」
「あら、ラフィン、それはあたしのカラダじゃ満足できないって意味?」
「ちっ……違うよ! キーラは特別……」
「ふぅん……その言葉、ホントだって証明してくれるかしら?」