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逆襲のフィメス
第12章 大浴場の乱交
幼い頃から戦士としてこの学校で過ごすフィメスの少女たち。学ぶのは戦いに関することばかりであったが、卒業も近い年頃となると、自然と「恋人同士」になる者が出来始め、いつしか独り身でいるのは少数派という状態になるのが常であった。
そんな彼女たちにとって、浴場はかっこうの愛欲のはけ口の場であり、カップル同士で、あるいはそうでない間柄であっても、体を洗い合いながら、無駄にスキンシップを取るのはよく見られる光景であった。
とはいえ、キーラとラフィンのこれは少しやり過ぎの部類である。露骨に肌と肌をまさぐり合う様に眉をひそめる者も少なからずいた。
それでも表だって咎める者がいないのは、意地の悪いキーラを敬遠してのことだ。小柄ながらズル賢く、そして何より残酷趣味なキーラは、敵に回すと仕返しが酷い。長い付き合いで同期生たちはそれをよく知っていた。
はばかりなく喘ぐ二人に当てられながらも、それを肴にして自分のパートナーといつもより少しだけ情熱的に体を清め合ったほうがマシというもの。
「あふ……ンン、ンッ……」
「アアン、ねぇ……もっと……」
そんなわけで、浴場のあちこちでは、いつもより多めに口づけを交わす音や、色めいた囁きが交わされていた。
そんな彼女たちにとって、浴場はかっこうの愛欲のはけ口の場であり、カップル同士で、あるいはそうでない間柄であっても、体を洗い合いながら、無駄にスキンシップを取るのはよく見られる光景であった。
とはいえ、キーラとラフィンのこれは少しやり過ぎの部類である。露骨に肌と肌をまさぐり合う様に眉をひそめる者も少なからずいた。
それでも表だって咎める者がいないのは、意地の悪いキーラを敬遠してのことだ。小柄ながらズル賢く、そして何より残酷趣味なキーラは、敵に回すと仕返しが酷い。長い付き合いで同期生たちはそれをよく知っていた。
はばかりなく喘ぐ二人に当てられながらも、それを肴にして自分のパートナーといつもより少しだけ情熱的に体を清め合ったほうがマシというもの。
「あふ……ンン、ンッ……」
「アアン、ねぇ……もっと……」
そんなわけで、浴場のあちこちでは、いつもより多めに口づけを交わす音や、色めいた囁きが交わされていた。