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第13章 フィメス皇帝

（これが男……精を吐き出すだけの、卑小な存在……そして、その上に立つのが女！）

　ソフィアも同様の想いのようだ。湧きあがる征服欲に顔を火照らせいっそう強く皇帝を締め上げる。

「あ、あ……あ……」

　しわがれた、情けない哭き声。みじめな精奴。踏みにじられ、かつての将軍は拘束されながら身をよじって来たるべき絶頂を予兆させる。

「感じているのね……豚男。お前も……全ての男たちもそう、私たち女に踏みにじられて悦ぶ卑しい肉管なのだわ」

　ソフィアが静かになじる。
　ラーナもまた蔑む言葉を発した。

「出しちまいな。そうやって何度でも敗北に打ちひしがれるがいい。それがザーメン豚奴隷の宿命なんだ」

　ぐいぐいと、玉も割れよとばかりに力を込める。

　するとますます皇帝のペニスは赤みを増して、怒張するのだ。

「ぐっ……ひ……いぎゃ……ああうう……んっ……ふっ……お、おおお……おおおおおおおおおおおおおおおおっ」

　ひと際大きな雄叫び。
　近い。皇帝が達しようとしていた。