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逆襲のフィメス
第13章 フィメス皇帝
 ソフィアが指を拡げ、肉を挟み込んでこすり上げると、まだ柔らかかった皇帝の肉が反応し、じわじわと硬く、そそりた立ち始める。

 ラーナの足の下では精嚢が熱を帯び、玉の位置がずり上がっていくのがわかった。

「果てさせよ! すべての男たちを蹂躙し、地の果てまでもを我がフィメスで覆い尽くすのだ!」

 それがフィメス。女だけの帝国の矜持であり、誇り。

 毎年、フィメス皇帝はこうして見習い戦士の少女たちに足で凌辱され、果てさせられる。

 それがフィメス戦士の証明であり、誓いなのだ。

(熱い……皇帝の精がペニスに送り込まれ始めている……)

 ラーナは自分の足の下で息づく男の器官から、素肌を通してその脈動を感じ取っていた。

 数年に渡って調教をされ続けてきた皇帝は、まだ十代の若い女に踏まれることに官能する身体となっている。

 喘ぎ声と荒い呼気を一緒に漏らしながら、切なげな眼でラーナとソフィアの二人を見上げる。

「あ……ぐ……くっ……くふ……う」

 踏み込むほどに大きくなるその呻きに、ラーナは心に沸き立つ狂暴な淫欲を感じた。
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