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逆襲のフィメス
第17章 誘惑の淫売窟
 翌日、ラーナとソフィアはカイオラルを連れて下町の案内へと出た。
 フィメスの市場通りはカイオラルの興味をひきつけたようだった。

 昼下がりの陽の光と陰の強いコントラストの中、狭く入り組んだ路地を肩触れ合うようにして行き交う女たちは二種類。

 戦士階級の女たちは肌も露わなフィメス兵士の革鎧なのでひと目ですぐそれとわかる。様々な衣装なのは乳母階級の女たちだ。

 兵士は単純労働などの役務も担う。そういったことは奴隷にはやらせないのがローメールとは違うらしく、カイオラルはしきりにソフィアに質問を投げかけていた。

 ソフィアもまた持ち前の優等生気質を発揮して事細かに丁寧に答える。

 荷運びなどをしているのは戦士階級。それを取り仕切るのは乳母階級でも監督職を許された上級の者。店先で売り子をしているのは新米の乳母たちだ。

 説明はソフィアにやらせっぱなしで、気のない風にダラダラと付き添いながらも、ラーナは機を覗っていた。
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