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逆襲のフィメス
第3章 口淫の虜囚妻

 どよめきも、悲嘆の声も上がらない。皆、フィメスに捕えられた者の運命は知っているのだ。

 ラーナが言葉を続ける。

「それゆえ……勃たない男に用はない。そこでこれからサヤがお前たちを検分する。おい、お前からだ」

 ラーナは一番近くの男を立たせ、無理やりその腰布をずり下ろした。

 男の下半身が露わとなり、委縮した一物がだらりとむき出しになる。

「サヤ、口を使ってこの男から精を絞るのだ」

「せ……精? 口を使って?」

「わかっているだろう。勃たせるんだよ! こいつに射精させるのだ」

「やめろ! やめてくれ!」

 ログスが喚いた。

「黙れ!」

 ボグッ!

 ラーナの拳がその頬に飛び、派手な音がした。

「さっきからお前は何の役にも立たねえな! ええ? つまらんことばかり口にしやがって!」

 バグッ! ベグッ!

 二度三度と殴りつけられ、ログスの顔面が右に左に弾ける。

「やめてえっ! やりますっ! やりますから! ログスを痛めつけないで!」

 サヤが懇願の悲鳴を上げた。
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