この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆襲のフィメス
第20章 目覚めたらそこに
「これがお前を支配する。お前を躾け、導き、真実の姿を教えてくれるのだ」

 ぼうっとした頭にカイオラルの言葉が呪文のように浸みこむ。

「俺を……し、支配……する……」

「そうだ」

「躾け……導く……」

「そうだ。教えてやろう。お前の真の姿を……」

 カイオラルがラーナの体に腕を絡め、男の力でごろりと仰向けに裏返した。

 思えば、一度ならず二度、三度と自分を屈服させたこの男に、いつもこうして姿勢を好きにされてきた。そして今も、そうされることを内心望んでいたのではないか。

 意識下の欲望にラーナは気づいてしまった。

(好きなように……)

 好きなように。好きにしていい。
 そうだ。それは決闘のときにした敗北時の約束。自ら認めてしまった条件。

 だから。

(だから、これは……俺が望んでいる事じゃない……俺は負けたから……だから、仕方なく……そうされることを受け入れているだけ……潔く……そうしなければならないから……)
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ