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逆襲のフィメス
第6章 躾けの搾精場
「……呑むなっ!」

 授精を察したプレティディスの叫び声。

「そのままだ。口を開けて中を見せて……」

 言われるがままにサヤは唇を上下に開き、汚された口の中をプレティディスに晒した。

「よし……授精確認……」

 白濁にまみれて突き出されたサヤの赤い舌。その上にプレティディスは小さな植物の実を乗せた。

「呑んでいいぞ。それはチリユコの木の実だ。噛まずに精液といっしょに呑み込むんだ」

 聞いたことのない木の名前だったが、サヤは命じられるままに呑みこんだ。股間に残る疼きがそうさせた。

 じゅるじゅると引っ掛かる感触が喉を伝い落ちていく。

「そうだ……それでいい。これが手順だ。昼までに10回。早く終ればそれだけ早く飯にありつける。頼んだぞ」

 そう言って、今度はプレティディスがサヤの前に立ち、射精したばかりの男は後ろに回る。

 こうして代わる代わる男を休憩させながら、能率的に精を汲む。

 それがフィメスの搾精女(さくせいめ)。

 飼い馴らされし精畜。
 サヤの新しい仕事だった。




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