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逆襲のフィメス
第7章 牝奴隷馴らし
「無理してねえで、早く口にしろって。どうせもう心ン中では俺のことむしゃぶりつきたくてしかたねぇんだろ? その気持ちを素直に言うだけのことじゃねえか」

 アンザロの言葉が揺れるサヤの心を誘惑する。

(は……あ、あ……欲しい……すぐにでも……お口の中に……入れたい……入れたい……のに……)

 どうして拒むことがある? どうせ口にしなければならないのだ。このままでは遅かれ早かれフィメス兵に見とがめられて折檻をくうだろう。それならばいっそ……。

「ホラ、言ってみな? アンザロ様のオチンポをサヤにお恵み下さいってな」

 一字一句。アンザロの口にしたその卑猥な懇願の言葉の全てがサヤの心を捉えた。

(あ……あ……私……私……もう……)

 心の天秤が傾く。乗せた重りはもう外せない。そのときだった。

「お前はここだ。ここに並びやがれ」

 サヤの向こう側の輪に、モインが別の男を加えた。連れて来られたその男は……。

(……ログス!)
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