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第8章 破られた契り

　アンザロの言った通り、サヤは一番に午前中の搾精ノルマを達成した。

　終るなり、アンザロたちに輪の中から引っ張り出される。

「やめてっ……放してっ……！」

「大人しくしろって……もっと気持ち良くしてやっからよぉ！」

「いやっ……」

　抗うも、男の力にはかなわない。しかも、アンザロ、ガニマ、モインの三人がかりである。

　連れ込まれたのは薄暗い小屋の中だった。

　部屋のそこかしこには簡素ではあるが、黒いビロウド張りの寝台が用意され、燭台の明かりに妖しく照らされている。

　それぞれの寝台に横たわらされているのはサヤと同じ搾精女たちだった。

　彼女たちは皆、複数の男精奴たちに組み敷かれている。そして、塞がれているのはその口ばかりではなかった。

　大きく開かされた股の間に男の体。上から、下から挟まれて腰を打ちつけられているのだ。

「はあっ……ンハアッ……もっと！　ああっ……もっと、頂戴っ！」

「んうぅぅうっ！　くうぅんっ！　イイのっ！　ああっ！　気持ちイイ……素敵っ……ハアアアンッ！」

「アッ……アッ……アッ……出して……ああ、滅茶苦茶にしてぇっ！」