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逆襲のフィメス
第8章 破られた契り
 身をよじるサヤの腸の中では鈴なりとなった淫果がじくじくと催淫汁を腸液に混ぜつつあり、それがかつて感じたことのない新しい疼きを生み出しつつあった。

(い……ううっ……いい……良いっ……お尻の中……き、気持ち……良くなって……き、来てる……あっ……ううっ……そんな……こ、こんな場所が……あ、ああっ……疼くっ……か、痒い……中に……中に何か入れて……掻き回したい……掻き回して欲しい……でも、でも……そんな事っ……)

 そんなサヤの葛藤を知ってか知らずか、アンザロは焦らすように尻の入口を緩やかに撫ぜ回すにとどめている。その微かな感触が、いっそうサヤのアヌスを滾らせる。

(あ……あ、あ……さ、触って……もっと……く、ううっ……うっ……もっと……)

 もっと、どうなのか。
 考えまいと必死で思考を逸らすサヤだったが、それは無理なことであった。

「もっと……お、奥……までぇっ!」

 気づけば口にしてしまっていた。大きな声で。それは絶叫にも近い心からの願いだった。

「……どこの奥までだって?」

 苦しげに呼吸するかのようにパクリパクリと動く肛門を見下ろして、泰然と尋ねるアンザロ。

「う……ううっ……ああ……」
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