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love†debiru
第4章 噂
羽音へのキモチが分かってから何日かたったある日の事。
「亜美、おはよ」
「ルイ…おはよ」
私達は何故か名前で呼び合うようになっていた。
まだルイって呼ぶのは慣れなくて、すごく恥ずかしい。
でも亜美って呼ばれるのは、すごく嬉しい事だった。
「なぁ、亜美」
「何?」
「亜美」
「何?」
「亜美」
「何よ!(怒)」
一体何がしたいのこの人は。
「ごぉめん、ごめん」
「で、何なの?」
「久しぶりに…味見してやろっか。(自分のキモチに気づいたっぽいし)」
「味見…。」
…してほしいよ。
今の私は、ルイにめちゃくちゃにされたいっておもってる。
はぁぁぁぉ…!!でも、そんな事言えないわよねぇ!!
「じゃあ、してやるよ」
「私、まだ何も言ってないわよ!?」
「俺は、悪魔だよ?何でもお見通しだ」