この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
身代わり愛
第2章 キモチ
「上手だよ…」
そう言ってあたしの頭を撫でる。優しいその手が何とも言えない気分にさせる。
「…んっ…はぁ…んん…」
頭を上下に動かして、先を舌でゆっくりと舐める。
舌から感じる形、改めて気づく形だった。
「…はぁ…っ…」
「んっんっ…」
徐々に感じてきた二人。
舐めている桜さえも彼のモノが愛おしく感じられる。
「ん…あっ!」
「はあ…ちょ…待って」
「舐めたい…んっ」
「で、る…って…っ!」
でる!?
驚いたあたしは、彼のものを一瞬にして口から離すと白濁の液が顔にかかった。
「ご、ごめん!」
「大丈夫…」
びっくりした。
顔に射精されたの初めてだった。
急いだ彼がティッシュで彼女の顔を拭く。
「…目の中とか口の中入ってない?」
「大丈夫だよ」
「ふう…」
そんなに焦らなくても。
…でも…そんなに気持ちよかったのかな。
男心は一生わからないけど、感じるのは同じなのかな。
そう思った。