この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ガラスの靴がはけなくても
第7章 春の風


「じゃあ付き合うのね?」


「付き合う…?」


「え?そう言うことでしょ?だって桐谷さんの気持ちだって知ってる訳だし」


ワイングラスを片手に私を見つめる香織さんは呆れた顔をしていて、


「そこまで考えてませんでした」


その私の言葉にため息を漏らした。

だって……!
やっと自分の気持ちが確かだって分かり始めたばかりで、リアルなことまで考える頭なんてなかったんだもん!


「まぁなんでもいいけどさ。とりあえず、さっさと莉乃の気持ちを伝えてあげなさいよ。その後のことは桐谷さんがどうとでもしてくれるでしょ」


「なんでもいいって香織さん!気持ち伝えろって言われても……」


「そんなもじもじしだして。中高生じゃあるまいし」


そこで何故爆笑。
私はいたって真面目だ。



/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ