この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ガラスの靴がはけなくても
第4章 揺れる


「すみませんでした」


結局話す言葉が思いつかず、口に出したのは謝罪の言葉。
消え入りそうな程小さな声だったけど、


「…何?」


しっかりと聞こえていたらしい。

言葉を間違えたとその瞬間に気付く。
その声とその顔には何故だか怒りの色が見えていて。


「なんの謝罪?」


「えっ…と……」


なんのと聞かれても分からない。
言葉をつまらせ下を向いてシーツを握り締める私に落ちてくる溜め息。


「藤野の謝罪は聞き飽きた。昨日も聞いたばかりだ」


「っ…」


"昨日"と言う単語に大袈裟な位に反応しまう私。


/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ