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ガラスの靴がはけなくても
第4章 揺れる



「確かに勝手に連れてきたのは俺だけど。目を覚ました一言目が"澤村君の家?"ふざけんなっての」


「………」


「それから"どこまで覚えてるのか"知らないけど、藤野は俺の上に乗っ」


「部長っ!」


慌てて言葉を遮り、顔を上げた私。
それにニヤリと笑みを浮かべた部長を見て、しまったと思った。


"覚えてない"訳がない。


だってまだ身体が熱を覚えてる。
覚えてるどころか身体に触れられた余韻すら残ってる。


部長の香りが、声が、俯いた時に目に入った長く綺麗な指が……私の鼓動を反応させて。


「覚えてないんじゃねぇの?」


「ずるい」


本当にずるい。


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