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第1章 魔王城

「…」

確かに魔王の証だ

それに人間離れした蒼い髪の毛や尖った耳、黒い尻尾も生えているし少なくとも魔物であることは間違いない

「ね？信じてくれました？私が正真正銘の魔王なんです」

「ふむ、確かに魔王の証を持ってるし魔王で間違いなさそうだな…」

「そ、それじゃ信じてもらったところでさっきの話しの続きを…」

彼女はそう言うと再びお茶煎れを再開した