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再愛
第9章 あとがき
再愛

書き上げました。

私の物語は、胸キュンとか爽やかからかけ離れたものばかりです。

どちらかというと、人間の心の裏側の部分を描きたいタイプです。

私自身、ネットを覚えたての時、救われた事があります。

顔が見えないから、思いを吐露出来る。

勿論、私が小説を書いているのは、リアでは誰も知りません。

誰にだって、蜜の部分は必要です。

赤名トマトになって、物語を書く事で、リアの平凡な主婦の私が、楽しみを見出し、潤いを求めてもいいじゃない?

下手な文章でも、書く癖をつける事で、漢字を知り、意味を知り、表現力を養う。

頭の中の妄想を物語にする楽しみ。

好きなものこそ、夢中になれる。

夢中になるものがないのは寂しいもんです。

この物語を書いている時、非常に悩みました。

自分の作風は変えられないのに、成長出来ない自分。

ずっとずっと悩みました。


そんな私にサプライズが起こりました。

私は携帯小説を書いて二年です。

別のサイトで、官能抜きの物語を書いてました。

今、読み返しても下手くそな作品ばかり並んでます。

が、‼︎

これ、神様からの誕生プレゼントですか?と思う程、タイミング良く、私の誕生日の前日に、編集部が選んだオススメ作品に選ばれたんです。

(私は10月生まれなんですね)


自信を無くしていた私を元気にしてくれました。

ずっと駄作ばかり書いてるんじゃないか?
と思っていた私の作品を、プロの方が見て、オススメに選んでくれたんですから。

嬉しかった!
書いていて良かった‼︎

と心から思いました。


勿論、その作品を再度読み返して修正し、
携帯小説らしく直しました。
この作業も、今の私だから出来るんです。
少しでも多くの方に読んで欲しい欲がそうさせました。


『見ていてくれる人は居るんだ。
未熟な私にもスポットが当たる日もあるんだ』

と、しみじみ思えたんです。

再愛も、その作品に負けない程、
私の気持ちを注いだ作品です。


言いたい事は、作品内で登場人物の口で喋らせる作者です。

ここまでのお付き合い有難う御座いました。


赤名トマト🍅


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