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第1章 再会 -理香side-
“コンコン”
「失礼します」
控えめなノックの後に、お茶を持ったさっきの女の子が入って来た。
「お茶をお持ちしましたが…」
打ち合わせをしているはずの二人が、名刺を片手に立ち話していることに戸惑っているようだったが、北宮の視線に促され、打ち合わせ用のテーブルの上にお茶を二つ並べる。
「ありがとうございます」
私がお礼を言うと、女の子は「どうぞ」と言い、可愛らしい笑顔を向けてくれた。
「今井さん、ありがとう。立ったままですみません。
どうぞ、南山さんかけてください」
仕事の口調に戻った北宮に促され、私は席に着く。
今井さんっていうのか。
いかにも女の子って感じで可愛らしい。
「失礼します」
控えめなノックの後に、お茶を持ったさっきの女の子が入って来た。
「お茶をお持ちしましたが…」
打ち合わせをしているはずの二人が、名刺を片手に立ち話していることに戸惑っているようだったが、北宮の視線に促され、打ち合わせ用のテーブルの上にお茶を二つ並べる。
「ありがとうございます」
私がお礼を言うと、女の子は「どうぞ」と言い、可愛らしい笑顔を向けてくれた。
「今井さん、ありがとう。立ったままですみません。
どうぞ、南山さんかけてください」
仕事の口調に戻った北宮に促され、私は席に着く。
今井さんっていうのか。
いかにも女の子って感じで可愛らしい。