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第2章 告白 -祐樹side-
こうなったら、全てを話してしまおう。
「信じてくれないかもしれないけど、小学生のときから、俺は理香のことがずっと好きだったんだよ」
「…嘘だ。北宮、彼女いたじゃん。
中学生のとき、千代ちゃんと付き合ってたでしょ?」
千代。
俺でも忘れかけてたのに、よく覚えてたな。
確かに、中学生のときに付き合っていた女の子。
「千代とは付き合ってたけど…。
あれは、千代に ‘ 好きな子がいてもいいから ’ って。
押し切られただけ」
何か言いたげな顔をした理香に、話を続けた。
「好きな子がいるのに、押し切られたとはいえ、他の子と付き合うとか最低だよな。
千代と別れた後も何人かと付き合ったし。
でも、誰かさんがずーっと俺の心の中に居座ってて、忘れられないんだよ」
「信じてくれないかもしれないけど、小学生のときから、俺は理香のことがずっと好きだったんだよ」
「…嘘だ。北宮、彼女いたじゃん。
中学生のとき、千代ちゃんと付き合ってたでしょ?」
千代。
俺でも忘れかけてたのに、よく覚えてたな。
確かに、中学生のときに付き合っていた女の子。
「千代とは付き合ってたけど…。
あれは、千代に ‘ 好きな子がいてもいいから ’ って。
押し切られただけ」
何か言いたげな顔をした理香に、話を続けた。
「好きな子がいるのに、押し切られたとはいえ、他の子と付き合うとか最低だよな。
千代と別れた後も何人かと付き合ったし。
でも、誰かさんがずーっと俺の心の中に居座ってて、忘れられないんだよ」