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第3章 急展開 -理香side-
私の初恋の相手は北宮だった。
小学2年生の時には、好きだったと思う。
いつの間にか好きになっていて、正確な時期はわからない。
当時は好きだと思ってもどうすることも出来ず、そっと自分の心の中に閉じ込めた淡い気持ち。
思い出してドキドキするのは、初恋の相手だから?
初めて見たスーツ姿も、グラスを傾ける横顔も…車を運転する仕草も格好よかった。
抱き締められた時、すごく居心地が良くて、その体温に安心した。
また北宮を好きになってる?
どれだけ自問自答しても、結論は出ない。
“ バシャッー ”
私は考えを断ち切るように、お湯に潜った。
悩んでも仕方がない。
前に進もう。
小学2年生の時には、好きだったと思う。
いつの間にか好きになっていて、正確な時期はわからない。
当時は好きだと思ってもどうすることも出来ず、そっと自分の心の中に閉じ込めた淡い気持ち。
思い出してドキドキするのは、初恋の相手だから?
初めて見たスーツ姿も、グラスを傾ける横顔も…車を運転する仕草も格好よかった。
抱き締められた時、すごく居心地が良くて、その体温に安心した。
また北宮を好きになってる?
どれだけ自問自答しても、結論は出ない。
“ バシャッー ”
私は考えを断ち切るように、お湯に潜った。
悩んでも仕方がない。
前に進もう。