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第4章 けじめ -祐樹side-
「理香ちゃーん。心の声がだだ漏れしてますけど?」
「だって…」
「うちには、明日にでもサクッと挨拶に来ればいいんじゃない?反対されてるわけでもないし。
あと、今日ごはん食べたら、理香んち行こう?
俺も一緒に改めて挨拶するし」
「…うん。ありがとう。あー、でも緊張する…」
「いやいや、俺のが緊張したし。
理香の為なら、どんなことでも頑張るけど」
心の声がだだ漏れになっているのは俺もか。
昨日から、普段なら恥ずかしくて言えないようなキザな台詞ばっかり言ってる気がする。
「…ありがとう」
感謝の言葉と共に、自分に向けられた真っ直ぐな理香の笑顔。
空白の期間が埋まっていくような不思議な感覚。
そして、好きでは足りなくて…。
‘ 愛している ’ と伝えたくなった。
「だって…」
「うちには、明日にでもサクッと挨拶に来ればいいんじゃない?反対されてるわけでもないし。
あと、今日ごはん食べたら、理香んち行こう?
俺も一緒に改めて挨拶するし」
「…うん。ありがとう。あー、でも緊張する…」
「いやいや、俺のが緊張したし。
理香の為なら、どんなことでも頑張るけど」
心の声がだだ漏れになっているのは俺もか。
昨日から、普段なら恥ずかしくて言えないようなキザな台詞ばっかり言ってる気がする。
「…ありがとう」
感謝の言葉と共に、自分に向けられた真っ直ぐな理香の笑顔。
空白の期間が埋まっていくような不思議な感覚。
そして、好きでは足りなくて…。
‘ 愛している ’ と伝えたくなった。