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嫌なのに……
第9章 最終電車

苦しい…もう、嫌…
逝かせて欲しい…逝かせて、逝かせて、逝かせて…!
ただ一言、そう言えば楽になるのは分かっている。
だがそれは、亜海の全てを失うに等しい事だった。
私が私でなくなる…
負けたら、もう2度と這い上がれないところまで墜ちてしまうんだ…
その思いが、ギリギリのところで最後の言葉を塞き止めていた。
だが身体はもうとっくに限界を超えている…
爆発したくてしたくて、泣き叫びながら亜海の肢体は跳ね回っていた。
このまま責め続ければ必ず堕ちる。
男達は確信をもって愛撫し続けた。
亜海の思考が、理性が、段々と崩壊してゆくーーー

