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嫌なのに……
第2章 ケダモノ
ぐちゅぐちゅぐちゅぬぶっぬぶっ……
ハァハァ……じゅぷじゅぷじゅぷ…
男の荒い息づかいと淫靡な音が静かな踊り場に響き渡る。
男の手は亜海の胸に伸び、床に擦られて腫れ上がった乳首を摘まむ。
痺れて感覚もなかったが、それでも亜海の身体はピクピクと反応してしまう。
気が遠くなりそうだった。
このまま、気を失ってしまいたかった。
だが肉壁を削る痛みが亜海を引き戻す。
男の腰は止まらない。
この獣の体力と性欲に果ては無いのか?
亜海の涙と声はすでに枯れきっていた。
人形のように…ただ揺す振られているだけだった。
「おおお…また、逝く……!」
亜海の中に、再び熱いものが注ぎこまれた……