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嫌なのに……
第3章 同級生
放課後。
亜海は図書室にいた。
もう下校時間も過ぎており、亜海しかいない。
図書委員の亜海は最後に鍵を閉めてから帰る。
本を整理して終わりにしようと、棚に返却本を戻してる時だった。
「よう、亜海」
ビックリして振り向くと、いつの間に忍びよったのか、中山がいた。
いきなり呼び捨て?馴れ馴れしい…
脱童貞で自分は特別、とでも思ったのか。
中山の態度は横柄になっていた。
「な…なに?」
中山は亜海を挟んだ状態で棚に両手を掛け、耳元に口を近づける。
「お前…セックスって知ってる?」