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月 ~優香~
第19章 双子 ~優華~

私は、お婆ちゃんみたいに腰を屈めながら、廊下の壁に手をついて歩いた。
早く逃げなきゃ~。あの人が戻ってきちゃう。
っと思うのに、思うように足が動かない。
「姫、お待たせ~~~。って、やっぱ歩けないんじゃん。
送って行ってやるから、無理すんなよ。
って、お前、待ってろって言ったのに、どこ行くつもりだったんだよ。」
はぁ~追いつかれちゃった。。。て言うか、ほとんど進んでなかった。
私は、飛びっきりの笑顔で振り返る。
「立てるかな?って思って。。。」
「ふぅ~ん。実は逃げようとしてたとか?」
ははっ。バレてる。 顔が引きつりそう。。。
「まぁ、いいか。ほら座って。これ書いて。。。」
早く逃げなきゃ~。あの人が戻ってきちゃう。
っと思うのに、思うように足が動かない。
「姫、お待たせ~~~。って、やっぱ歩けないんじゃん。
送って行ってやるから、無理すんなよ。
って、お前、待ってろって言ったのに、どこ行くつもりだったんだよ。」
はぁ~追いつかれちゃった。。。て言うか、ほとんど進んでなかった。
私は、飛びっきりの笑顔で振り返る。
「立てるかな?って思って。。。」
「ふぅ~ん。実は逃げようとしてたとか?」
ははっ。バレてる。 顔が引きつりそう。。。
「まぁ、いいか。ほら座って。これ書いて。。。」

