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月 ~優香~
第2章 出会い
その日も、いつものように出張先のホテルにチェックインを済ませると、夜の街にでかけた。
さぁって、今日はどんな女が相手かな?
街行く人々は、せわしなく、あわただしく歩いている。
街の中のちょっとした広場に、ふっと、一人の女が目に留まった。
キャーキャーと騒ぎ立てる女たち、ふらふら歩く酔っ払いの親父。
そんな中、彼女の周りだけは、別の空気が流れていた。
ガードレールにもたれかかり、
耳のピアスを触わりながら、
ぼぉーっと何かを見上げている。
意思の強そうな切れ長の一重。
すらっとした鼻筋、ぽっちゃりとした唇。
着物でも着せたら絵になりそうな和風美人。
やわらかいサマードレスから覗かせる手足は、
消え入りそうなくらい真っ白で、か細い。
俺好みだ。
何を見上げているのか?
俺は、彼女の視線の先を見た。
さぁって、今日はどんな女が相手かな?
街行く人々は、せわしなく、あわただしく歩いている。
街の中のちょっとした広場に、ふっと、一人の女が目に留まった。
キャーキャーと騒ぎ立てる女たち、ふらふら歩く酔っ払いの親父。
そんな中、彼女の周りだけは、別の空気が流れていた。
ガードレールにもたれかかり、
耳のピアスを触わりながら、
ぼぉーっと何かを見上げている。
意思の強そうな切れ長の一重。
すらっとした鼻筋、ぽっちゃりとした唇。
着物でも着せたら絵になりそうな和風美人。
やわらかいサマードレスから覗かせる手足は、
消え入りそうなくらい真っ白で、か細い。
俺好みだ。
何を見上げているのか?
俺は、彼女の視線の先を見た。