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月 ~優香~
第35章 電話 〜優香〜

「ねー。それより、早く優香の顔見せてよ。」
「あっ。カメラって、どうやってONにするの?あっ、これ?」
「そうそう、それー。あ部屋映してどうするの?
カメラの設定、向き変えて!そうそう♩」
私は、携帯に向かって、手を振って見せた。
「あぁー。優香だぁー」
健一も、バカみたいに手を振りかえして来た。
「うん。いいねェー。そのワンピース姿。
優香がそれ着てるの見ると、なんか、落ち着くんだよね。」
「そう?いつものじゃん。新しいの買わなきゃ、もう、ボロボロだねー。」
「そうだね。
インドで、優香に似合いそうな、思いっきり色っぽいの見つけたら、買って行ってあげるよ。
何てったって、洋服は、俺の専門だからね。」
「ばーか。
普通のでいいから、買って来て。」
「ねー。ところで、今日は、どんな下着つけてるのぉ?」
「はぁ?」
無精髭に囲まれた真っ赤な唇が、更にイヤらしく斜めに動く。
「あっ。カメラって、どうやってONにするの?あっ、これ?」
「そうそう、それー。あ部屋映してどうするの?
カメラの設定、向き変えて!そうそう♩」
私は、携帯に向かって、手を振って見せた。
「あぁー。優香だぁー」
健一も、バカみたいに手を振りかえして来た。
「うん。いいねェー。そのワンピース姿。
優香がそれ着てるの見ると、なんか、落ち着くんだよね。」
「そう?いつものじゃん。新しいの買わなきゃ、もう、ボロボロだねー。」
「そうだね。
インドで、優香に似合いそうな、思いっきり色っぽいの見つけたら、買って行ってあげるよ。
何てったって、洋服は、俺の専門だからね。」
「ばーか。
普通のでいいから、買って来て。」
「ねー。ところで、今日は、どんな下着つけてるのぉ?」
「はぁ?」
無精髭に囲まれた真っ赤な唇が、更にイヤらしく斜めに動く。

