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写性 …SHASEI…
第10章 曼珠沙華
それを指でなぞってから、私は足のほうにいく。

「足を開けて間に私が座れるようにして」

「わかった…」

お父様がまた言う通りにした。

足先の方からベッドに上がり直す。

見るとおちんちんがぐうんと天井を向いていた。

ほら、また愛し合える。

お父様と目が合う。

またゆらゆらと揺れた瞳がそうっと私から目を反らす。

だけど、おちんちんがビクン、ビクンて揺れていた。

「お父様、見られるだけで気持ちいいの?」

足をもっと開くように手で広げていく。

うぅっ…

悲しそうな声を出したけど、おちんちんはビクン…ビクンと揺れていた。

「お父様、やっぱり見られるだけで気持ちよさそうね。」

おちんちんの下にある丸い袋まで動く。真ん中に筋が通っていて、そこから、キュウッ、キュウッと小さくなってはおちんちんと一緒に動くのだ。

私はその袋を初めてしっかりと見た。

キュウッと縮まる筋を撫でながらお父様に聞いた。

「ここは何て言うの?」

っうっ…袋だよ…ドロドロを溜める袋…

お父様が真っ赤な顔で答える。

ズクリ…ズクリ…

私の心臓もこの袋みたいにキュウッとなっているんじゃないか…

そう思うほどズクリがいっぱい来た。
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