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写性 …SHASEI…
第13章 向日葵
着物の帯を解いてお父様の手首を結わえベッドの柱に結びつける。
帯を衣装部屋からたくさん持ってきた。

反対の手首も同じようにする。

そしてお父様を起こした。

お父様は驚いていたけど、勝手にしては約束を破ってしまうから…
一応ことわった。


「お父様、足を開いて…」

お父様はゆらゆらとした瞳をしながらも、ゆっくりと足を開く。

「足も結わえるわね。」

そう言うだけでズクリとする。私は足首も結わえてベッドの下の柱に結びつけていった。

手足を大きく開いて、身動き取れずに私に体を差し出すお父様が出来上がる。

もう私と目を合わせられないくらいお父様は恥ずかしがっていた。

「今、どうなってるか見せてね。お父様。」

気持ちよくならないようにしているのか、抵抗しているのか、お父様は顔を背けて返事をしない。

庭で虫を踏み潰したように、プチっと音がした気がした。

一方的に潰すのでなく、抵抗する姿に興奮した。
もっと、もっと、心臓がバクバクしながらも、もっといじめたら気持ちよくなれると思った。

お父様の帯を解き、着物を開く。
真ん中にあるものは、クタリとしていた。

「お父様もされるよりしたいのよね。でも今から気持ちよくなってしまってね。」
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