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写性 …SHASEI…
第15章 沈丁花
椿は背が高く、水仙は低い、もっぱら私は沈丁花の写真を撮った。

アップで小花の一つを撮ったり上や下から撮ったり、アングルを考えるということを学んだ。


その香り同様清らかな時を刻むすべを身につけたのだ。



「沙絵、今度の4月から小学生になるんだけど、病気のこともあるから、家でパソコンなどを使って勉強するという方法にしようと思うんだけど…」


年明けにお父様から言われる。

「はい、わかりました。」

もうこの時には塀の外の世界への興味はなくなっていた。

庭の花たちとお父様とカメラがあればいい。

そう思っていたのだ。
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