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写性 …SHASEI…
第15章 沈丁花
お父様は私だけのもの…
強い思いはあるけど、でもお父様にもプレゼントがあってもいいじゃないか…

私も欲しい、お母様と呼べる人が…


自分の欲望だけでなく、お父様の幸せを願う気持ちも、この時はまだあったのだ。


食事を終えてカメラの使い方を教わる。それはデジカメでパソコンに繋いで写真をプリントできた。

「お父様、お庭の花を取りにいってもいい?」

「寒くない格好でね。」


庭にいく、冬場の花は、椿と沈丁花と水仙。

私は近づいてみたり、カメラのズームを使って色んな方向から撮ってみた。

アトリエを覗くとお父様が絵を描き始めていた。背を向けていたが、真剣に取り組む姿も撮る。

寝室に行き早速プリントとしてみる。アトリエにいきお父様に見てもらった。

「どう?」

「素敵だね。やっぱり沙絵はセンスがあるよ。」

「え?」

「どこまでを撮ろうとするかとか、向きとか光の入り具合とか、そういうことをすぐに感じる心があるってことだよ。」

「ふぅん。」

絵と違って、じっくり見ていいと思うところを撮る。私はカメラが好きになった。

それから、パソコンでカメラのことを調べたりするようになっていった。
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