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写性 …SHASEI…
第18章 日常
「じゃあお父様がしたいようにしたのは私だけ?」
「そうだね。」
「お父様…私をお母様だと思って愛して…」
「沙絵、それは…
沙織は沙織、沙絵は沙絵、別の人でしょう?
僕はそれぞれとして愛しているよ。」
「お母様はもういないよ。それでも忘れられないなら、私の体でお母様を愛して…」
沙絵はそういって僕を寝室に連れていく。
「あと5年でしょ?ゆう君。今の私は、はっきりとお互いを好きだとわかった時の沙織だよ。
ゆう君…私のこと、沙織のこと、嫌いになっちゃった?」
「あ、沙…」
「ゆう君…愛してる。ずっと一緒にいて…」
お父様の瞳が揺れ始めた。私は俯いたままもう一言で押す。
「ゆう君、沙織を抱いて…
愛してるのを見せて…
ゆう君を感じたい。沙織を忘れないで…
私はここにいるから…」
「沙織、沙織…愛してる。一時も君のことを忘れたことなどないよ。」
パタリと体を倒され、お父様に見つめられる。真剣な瞳…
愛しい人を見つめる瞳…
ああ、愛されている。
チュッ…チュッ…
柔らかいキスが降ってくる。
「沙織、口を開いて舌を出して…」
お父様は、沙絵でなく10歳の沙織を見ている。これでいい…
私はお父様の一番愛する人になりたいのだから…
「そうだね。」
「お父様…私をお母様だと思って愛して…」
「沙絵、それは…
沙織は沙織、沙絵は沙絵、別の人でしょう?
僕はそれぞれとして愛しているよ。」
「お母様はもういないよ。それでも忘れられないなら、私の体でお母様を愛して…」
沙絵はそういって僕を寝室に連れていく。
「あと5年でしょ?ゆう君。今の私は、はっきりとお互いを好きだとわかった時の沙織だよ。
ゆう君…私のこと、沙織のこと、嫌いになっちゃった?」
「あ、沙…」
「ゆう君…愛してる。ずっと一緒にいて…」
お父様の瞳が揺れ始めた。私は俯いたままもう一言で押す。
「ゆう君、沙織を抱いて…
愛してるのを見せて…
ゆう君を感じたい。沙織を忘れないで…
私はここにいるから…」
「沙織、沙織…愛してる。一時も君のことを忘れたことなどないよ。」
パタリと体を倒され、お父様に見つめられる。真剣な瞳…
愛しい人を見つめる瞳…
ああ、愛されている。
チュッ…チュッ…
柔らかいキスが降ってくる。
「沙織、口を開いて舌を出して…」
お父様は、沙絵でなく10歳の沙織を見ている。これでいい…
私はお父様の一番愛する人になりたいのだから…