この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第31章 春爛漫
「あ…ありがとう…」

「ま、まぁ…使うことないように俺が一緒にいるけどな。」

「ふぅん…」

「さて、ケーキとお茶の用意が出来たから…」

「おじさん…悪いです。僕帰ります。」

「ケーキぐらいいいじゃない。」

「いや、誕生日を祝うのに、僕がいたら…」

「二人だけじゃ寂しいし、せっかく友達になったんだから、一緒に祝ってよ。
ねぇ、沙絵いいよね。」


「Shouは良く働いてくれるからいいわよ。」

「な、なんか、家来みたいだな。」

「そう?友達でしょ?本当にありがとうね。」

「ほら、沙絵、蝋燭たてろよ。歌うたうから…」

「う…うん…」

沙絵が蝋燭を立て始めるとしょう君は歌をうたいだす。火を点け終わるころには歌い終わっていた。

「沙絵〜HAPPY BIRTHDAY

火を消して…」

「う…うん…」

フゥゥゥゥ〜

「おっ…一気に消せたな、今年も良いことあるぞ〜」

「そうなの?」

「ああ…うちじゃそう言われる。」

「蝋燭立てる時から歌うのも…」

「だって…蝋が垂れたらケーキ食べれないだろ?」

「Shouの家、面白いね〜」

「そうか?
下に弟と妹がいて賑やかだからかな。」

Shouは見た感じがさつに見えるけど、兄弟や母親のことなど訊いてきたりしない。
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ