この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第34章 百合
「ねぇねぇ…2年のバスケ部の部長と…1年の茶道部の○○ちゃん、リリィらしいよ。」

写真部の活動はシャッターを切る瞬間以外は移動時間か手作業だから、活動イコールお喋りといった感じになっている。

顧問の先生も毎日来るわけでないし、ファンクラブの活動報告やらも、並行して行われている。


「沙絵様がもしリリィなら、どっち役かしら?」

「てか、バスケ部の部長と茶道部のカップルは、やっぱり部長さんが男役?」

「そりゃそうでしょ。現に、茶道部の子が毎日スポドリ差し入れしてるらしいし…」

「そこ、お抹茶じゃないの〜?」

キャァキャアとたわいもない話題が続く。

「で、沙絵様は?」

「沙絵様は誰のものにもならないわよ。」

なんだかわからないけど話題にされているから口を挟む。

「あのね。『誰か』の以前に『もの』じゃないから…」

「きゃぁあああ…私、沙絵様のモノになりたぃぃ〜」

「はぁぁ…
ねぇ…ところでリリィって何?
また、新しい活動?」

「新しくはないけど、活動と言えば活動かな。
かなり限定された二人単位の…」

「何それ…」

「沙絵様、リリィの人たち見たことないの?
例えば、○○先輩と△△先輩たちなんか、校内でも堂々と腕組んで歩いてるじゃない。」
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ