この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第5章 発作
夜は冷えるのか、酷くなることもあるので用心する。
ヒュー…ヒュー…お、と…さま…苦しいっ…ヒュー…ヒュー
夜中に発作が酷くなる。
顔を真っ赤にして、十分に呼吸が出来ていないので、スプレーを使うことにした。
ヒュー…ヒュー…それ…いやっ…ヒュー…
「沙絵、これをすると苦しいのがなくなって悪いものが出ていくんだよ。
嫌でも使おうね。」
ヒュー…ヒュー…
沙絵を起こしてスプレーを吸引させる。
はあぁ…
気管支が開き楽になったのか、沙絵はそのまま眠りについた。
夜中の発作に備えて寝不足気味で、何日目からか僕も昼寝をするようになる。
沙絵もそのほうが落ち着くのか、それ以降は回復し始め、1週間くらいで良くなった。
「ああ、お父様、全部芽が出ちゃったね…」
芽が出る様子が見たかった沙絵は、残念そうだった。
「また、次にも植えるから、その時までのお楽しみだね。」
その晩、看病中は見ていなかった淫夢を見た。
沙織が、何の咎めも責めもないのに、僕から離れて他の男のところにいくのだ。
僕はまた脇で沙織の姿を見届けるだけ…
悔しさの中に有りながらも、僕は自身をたぎらせていた。
「沙織…行かないでくれ…」
ヒュー…ヒュー…お、と…さま…苦しいっ…ヒュー…ヒュー
夜中に発作が酷くなる。
顔を真っ赤にして、十分に呼吸が出来ていないので、スプレーを使うことにした。
ヒュー…ヒュー…それ…いやっ…ヒュー…
「沙絵、これをすると苦しいのがなくなって悪いものが出ていくんだよ。
嫌でも使おうね。」
ヒュー…ヒュー…
沙絵を起こしてスプレーを吸引させる。
はあぁ…
気管支が開き楽になったのか、沙絵はそのまま眠りについた。
夜中の発作に備えて寝不足気味で、何日目からか僕も昼寝をするようになる。
沙絵もそのほうが落ち着くのか、それ以降は回復し始め、1週間くらいで良くなった。
「ああ、お父様、全部芽が出ちゃったね…」
芽が出る様子が見たかった沙絵は、残念そうだった。
「また、次にも植えるから、その時までのお楽しみだね。」
その晩、看病中は見ていなかった淫夢を見た。
沙織が、何の咎めも責めもないのに、僕から離れて他の男のところにいくのだ。
僕はまた脇で沙織の姿を見届けるだけ…
悔しさの中に有りながらも、僕は自身をたぎらせていた。
「沙織…行かないでくれ…」