この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第39章 桜


「お父様、いずみさんが来たわよ。」

沙絵は嬉しそうだった。

「ああ、本当だ。」

「お父様、私がアメリカに行くことは言わないで。」

「な…んで…」

「いずみさんと本気でぶつかりたいの、変な同情や気遣いはされたくないの。

そして、お父様をまだ愛しているのか確認するわ。」

「沙絵の為に呼んだんでしょう?」

「そうよ。二人の本物の愛を見せて欲しいの。
そうしたら、アメリカに行って私も本物の愛を探せるわ。

でもね、二人に簡単にsexは許さない。

愛がそれだけじゃないのだというなら、証明して。」

「それは…」

「余計なことは一切言わないで。」

「わかった。」

「早く返事をして、いずみさんが帰ってしまうわ。」




返事までの間が長く、ワタシは戸惑う。やはり会うべきでないのかも…

「どうぞ、お入りください。いつものように…」

だいぶ間があり先生の声がする。

それだけで胸がいっぱいになるのに、先生の声は特に抑揚もなかった。

『いつものように』ということは、モニターを見てワタシだとわかったからだろうけど…

不安になりながらも門をくぐる。


/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ