この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第5章 発作
「ああ…」
お父様が大きく息をしながら言った。
出てきた悪いものを早く拭かなきゃ…
ベッドの横にあるティッシュを取って、手やおちんちんや白いドロドロがついているところを綺麗にした。
お父様が何も言わないので、楽になったかもう一度聞く。
「ああ…ありがとう。」
良かった。お父様、楽になったんだ。
お父様が私を助けてくれるように、私もお父様を助ける。
そう言った。
だって大好きなお父様とは何でも一緒、半分こだから。
布団から頭を出すと、お父様がティッシュを取って捨て、私の頭を胸に乗せ、抱き締めてくれた。
温かい、くすぐったい…嬉しい。
私もお父様の着物の襟を掴んでギュッと抱きついた。
「……ごめん…」
「大丈夫だよ。病気の苦しいときは、助け合いっこしようね。」
お父様が何で謝ったかわからないけど、私が言うと、もっとギュウゥっとしてくれたのが嬉しかった。
「起きてご飯の支度しようか…」
「はい、お父様。」
ガバッと起き上がるとお父様の顔が赤くて、可愛いと思った。
普段のカッコいい優しいお父様を、何故かこの時、可愛いと感じた。
それが私の心をズクンと熱くさせた。
お父様が大きく息をしながら言った。
出てきた悪いものを早く拭かなきゃ…
ベッドの横にあるティッシュを取って、手やおちんちんや白いドロドロがついているところを綺麗にした。
お父様が何も言わないので、楽になったかもう一度聞く。
「ああ…ありがとう。」
良かった。お父様、楽になったんだ。
お父様が私を助けてくれるように、私もお父様を助ける。
そう言った。
だって大好きなお父様とは何でも一緒、半分こだから。
布団から頭を出すと、お父様がティッシュを取って捨て、私の頭を胸に乗せ、抱き締めてくれた。
温かい、くすぐったい…嬉しい。
私もお父様の着物の襟を掴んでギュッと抱きついた。
「……ごめん…」
「大丈夫だよ。病気の苦しいときは、助け合いっこしようね。」
お父様が何で謝ったかわからないけど、私が言うと、もっとギュウゥっとしてくれたのが嬉しかった。
「起きてご飯の支度しようか…」
「はい、お父様。」
ガバッと起き上がるとお父様の顔が赤くて、可愛いと思った。
普段のカッコいい優しいお父様を、何故かこの時、可愛いと感じた。
それが私の心をズクンと熱くさせた。