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写性 …SHASEI…
第39章 桜
お父様はかろうじて顔を上げた。

「沙絵、どうしたら終わるんだ。早く射精させてくれ。」

話はできたが、自分の欲求のことしか考えていなかったのが笑える。

「いいわね。楽しいわ。
簡単なことよ。

お父様、私を満足するまでイカセて」

私は本当の目的を口にした。いずみさんに欲情したお父様に愛してもらいたかった。

「あ゛」

お父様の驚愕の表情も笑える。まさかもう一度愛してと言われると思ってなかったようだ。

お父様にも手の内を知らせるつもりはない。


私はお父様が理性を失ってはいなかったことを感謝した。

訳の分からないまま、この幕を下ろしても面白くないのだ。

これは二人の私への購いの宴なのだから。

数分、いや数秒の間があっただろうか。

お父様は項垂れて

「わかった。」

と小さな返事をした。

「沙絵、こっちへおいで…」

そう言うお父様の瞳は、いずみさんと出会う前の、
私とお母様を重ねたまま愛してくれていた時の優しいものだった。

愛されたい。
産まれた時からの切なる願い。

私は、いずみさんと逆さまに組むように四つん這いになり、お父様にお尻を向けた。

でも、お父様だけを苦しめるのでは足りない。
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