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写性 …SHASEI…
第40章 薔薇の絵
シャッターチャンスが訪れた。

どうやらお父様が達したようだ。

「また面白い写真が撮れたわよ。
ご褒美をあげる。」

ディルドの出し入れを早くして、グリグリと掻き回す。
チェーンもチャリチャリと音を立てて波打つ。


んはぁ…沙絵様…イキます…ありがとう…ございますぅ…

プシャァアア…

いずみさんは勢いよく潮を噴いている。

うぁあああ…だめ…良すぎますっ…

ピュン…ジャラララ…

ひぎっ…ちぎれっ…かはぁあああ…

そう叫んでいずみさんは床に倒れて失神した。

お父様もまだ呆けている。

「いずみさん失神しちゃったわよ。お父様。」


「ああ、そのようだね。」

「乳首千切れたと思い込んでるわね。」

「ああ。」

「余韻に浸りたいところでしょうけど食器下げるわよ。」

「ああ。」


食器を下げて約束通り珈琲を置き、至福に満ちたいずみさんの寝姿を写真に収め、目覚ましをセットして出た。

早く現像をしたいきっと昨日より良いものが出来ているはず。お父様に断り暗室に籠った。
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