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写性 …SHASEI…
第42章 犬
「……いってらっしゃい。」
実を送り出す。
昨夜は主人にもなぶられて、さすがに今日は疲れていた。これから沙絵さんになぶられると思うと家で休もうかとも考えた。
そうしたら、ずっとお屋敷から逃げてしまうことになるだろう。
先生はきっと待っていらっしゃる。自分に言い聞かせてインターホンを押した。
籠が置かれた玄関で裸になり首輪を付ける。
アトリエのドアは開いていた。
四つん這いで歩き、開いたドアをノックする。
「ずいぶんお行儀の良いペットね。お入りなさい。」
いずみさんが犬のまま入れるようにアトリエのドアは開けておいた。
それでもノックするいずみさんを誉める。
今日もまた探り合いが始まる。
「おはようございます。」
「いずみさん、また写真をみて。」
いずみさんがソファーに登ろうとしてふらついた。
「いずみさん?立ってみて?」
いずみさんは立ち上がろうとしたがまたよろめいてしまう。
「ちょっと座った方がいいわね。」
血の気のない顔色で疲れているようだ。
乳首が赤く腫れていて、ご主人から酷くされたのだと想像つく。
「お父様、何か良いハーブティーを入れて。」
実を送り出す。
昨夜は主人にもなぶられて、さすがに今日は疲れていた。これから沙絵さんになぶられると思うと家で休もうかとも考えた。
そうしたら、ずっとお屋敷から逃げてしまうことになるだろう。
先生はきっと待っていらっしゃる。自分に言い聞かせてインターホンを押した。
籠が置かれた玄関で裸になり首輪を付ける。
アトリエのドアは開いていた。
四つん這いで歩き、開いたドアをノックする。
「ずいぶんお行儀の良いペットね。お入りなさい。」
いずみさんが犬のまま入れるようにアトリエのドアは開けておいた。
それでもノックするいずみさんを誉める。
今日もまた探り合いが始まる。
「おはようございます。」
「いずみさん、また写真をみて。」
いずみさんがソファーに登ろうとしてふらついた。
「いずみさん?立ってみて?」
いずみさんは立ち上がろうとしたがまたよろめいてしまう。
「ちょっと座った方がいいわね。」
血の気のない顔色で疲れているようだ。
乳首が赤く腫れていて、ご主人から酷くされたのだと想像つく。
「お父様、何か良いハーブティーを入れて。」